カラコンを正しくお手入れしないと目の充血や視力低下、最悪の場合失明になる可能性もあります。
低年齢の子でも装着している程お手軽なカラコンですが、正しいお手入れ方法をしないと後に自分が痛い目に合います。
では、カラコンの安全で正しいお手入れ方法をご紹介します。
【1.洗浄液はソフトコンタクトレンズ用のモノを使う】
「ハードコンタクト用の洗浄液の方が安いからこれでいいや!」という安易な気持ちでハードコンタクト用の洗浄液でお手入れしてしまうとカラコンが変形してしまったり色の抜け出しがおこります。
その理由としてはハードコンタクト用とソフトコンタクト用のに含まれている成分が異なるからです。
カラコンをダメにしてしまう原因になるため用法用量にあったものを正しく使用しましょう。
【2.水道水で洗ってはいけない】
「目にゴミが入ったみたい…」と、カラコンを外して水道水で軽く洗う方は多いでしょう。
ですが水道水でカラコンを洗うとカラコンが変形してしまったり、再度装着後瞳にフィットせずゴロゴロとしてしまったり、目に傷をつけてしまったり目の中ににゴミが入りやすくなってしまいます。
何かが原因でカラコンを外した場合は再度装着するのではなく、新しいカラコンに変えるか専用の洗浄液を使って洗ってください。
【3.カラコンのお手入れ頻度】
カラコンをカラコンケースに入れて数日間保存する場合でも少なくても1週間に1度は保存液を交換してください。
毎日カラコンを装着している場合はその都度お手入れをしてください。
カラコンのお手入れが面倒に感じる方はワンデータイプを使えと常に清潔なカラコンを装着することができます。
【4.カラコンの安全で正しいお手入れ方法の手順】
①カラコンを外す前に石鹸できちんと手を洗います。
②カラコンを外したら手のひらにカラコンを置き、そこに洗浄液を大さじ1位の量出します。
③人差し指を使ってカラコンを軽く擦り洗いします。
この時爪がカラコンに当たってしまうとレンズに傷を作ってしまうので爪が当たらないように擦り洗いをします。
④擦り洗いを表面30回、裏面30回程行います。
⑤汚れた洗浄液を捨て、新しい洗浄液をかけてすすぎ洗いをします。
⑥レンズに汚れがないかをよく確認します。
⑦清潔なカラコンケースに洗浄液とカラコンを入れて保存します。
洗浄液はに入れてから大体4時間以上が経過すると消毒が完了します。